頸動脈内膜剥離術

平素より大変お世話になっております。

 

先日、頸動脈内膜剥離術(Carotid endarterectomy:以後CEA)をさせていただきました。

 

この手術は首の動脈、つまり頸動脈が細い人に対して行われる手術で、

症候性(同側の一過性脳虚血発作または脳梗塞がある)の場合、50%から

無症候性の場合、70%から適応となります。

 

この手術を行うと、症候性の方においては

2年間での脳梗塞発症率が、

26.0%(薬のみ)→9.0%(薬+CEA

と減少することが言われています。(※NASCET研究)

 

ただし、ガイドラインのもととなっている研究では

CEAの合併症率が3%や5%以下などの

熟達した術者によるものとなっております。

当然ですが術者の腕が大事なのです。 

 

また合併症のひとつに術部からの出血があります。

頸動脈は太い動脈なので出血すると命係わります。

怖い手術なのです。

 

自分も日々研鑽し、

少しでも患者さんに貢献できるように努力して行きます。

今後ともよろしくお願い致します。

「考える」とは

平素より大変お世話になっております。

 

先日、マコなり社長が考え方に関しての動画をupしておりました。

99%の人は「考える」が出来ない - YouTube

 

考えるとはなんでしょう?

色々な意見があると思いますが、

自分の中で素晴らしいと思ったのは

ちきりんさんの

「インプットをアウトプットに変換すること」

という意見です。

 

ちきりんさんの「自分のアタマで考えよう」

https://www.amazon.co.jp/自分のアタマで考えよう-ちきりん/dp/4478017034

に詳しく書いてあります。

 

自分は普段、その情報から何が得られるかのを考えながら、

物事を処理しております。

 

例えば、友人との会話では、

その発言からどんな結論を言おうとしているのか、

を想像しながら聞いています。

 

試験勉強でいうと過去問から解く、

つまりゴールからスタートしているような感覚です。

 

ただし、この考えには注意点があります。

そもそも、その正解も含め、

正解を導き出す思考法自体に価値がない可能性があることです。

 

つまり正解を出す力に価値はない。

山口周さんの「NEW TYPE」です。

https://www.amazon.co.jp/ニュータイプの時代-新時代を生き抜く24の思考・行動様式-山口-周/dp/447810834X/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&keywords=newtype&qid=1568885018&s=books&sr=1-1

 

そこで自分は上記の思考法を持ちつつも、

ちきりんさんがブログで紹介している

考えるだけではなく行動を起こすようにしております。

たくさん行動する、です。

 

 

この考えもいずれは変わりゆく気がしますが、

その際はまたブログで紹介しますね笑

 

今後ともよろしくお願い致します。

論文メモ①

平素より大変お世話になっております。

 

Factors predicting reoperation of chronic subdural hematoma following primary surgical evacuation

Volume 129: Issue 5 (Nov 2018): Pages 1107-1375

OBJECTIVE

慢性硬膜下血腫(CSDH)の再手術率を減らす適切な外科的アプローチは決まっていない。今回CSDHの再手術を予測する臨床的、画像的予測因子に関して評価した。

METHODS

USのとある医療センターで、2006-2016年に施行されたCSDH325例を調べた。臨床的、画像的予測因子に対しては単変量、多変量解析を行った。

RESULTS

Univariable analysis showed that warfarin use, clopidogrel use, mixed hypo- and isointensity on T1-weighted MRI, greater preoperative midline shift, larger hematoma/fluid residual on first postoperative day CT, lesser decrease in hematoma size after surgery, use of monitored anesthesia care (MAC), and lack of intraoperative irrigation correlated with a significantly higher rate of reoperation. Multivariable analysis, however, showed that only the presence of loculation, clopidogrel or warfarin use, and percent of hematoma change after surgery significantly predicted the need for reoperation. Our results showed that 0% (no reduction), 50%, and 100% hematoma maximum thickness change (complete resolution of hematoma after surgery) were associated with a 41%, 6%, and < 1% rate of reoperation, respectively. The use of drains, either large diameter or small caliber, did not have any effect on the likelihood of reoperation.

CONCLUSIONS

多くの因子のうち、クロピドグレル・ワーファリンの使用、術前の血腫の位置、術後初回CTにおける血腫の残量が再手術率と強い相関を示していた。

 

今後ともよろしくお願い致します。

少子高齢化をむかえるにあたって

平素より大変お世話になっております。

 

(落合陽一さんのtwitterより)

f:id:y-takuya:20190721210741p:plain

このtweetには

「本当に頭の良い人はそんな幸せな社会を作るべきだ」

との後日談があります。

 

 

日中、慢性期病棟でPCをカチカチしていると、

50代で半身麻痺の患者さんが車椅子でウロウロしていました。

聞いてみると「暇」とのこと。

 

その時、落合さんのtweetを思い出しました。

 

将来、彼みたいな障害者が仕事に就き、

再復帰できる社会であったらなと思いました。

 

少子高齢化をむかえるにあたり

自分にできることを再考してみようと思います。

 
 

今後ともよろしくお願い致します。

お酒の消費量を増やすには

平素より大変お世話になっております。

 

昨日、近くの温泉旅館に宿泊しました。

 

自分は仕事柄、24時間365日呼び出される可能性があり、

呼ばれた際の車移動を考えるとなかなかアルコールは摂取できません。

 

昨日も例外ではありませんでした。

旅館の素晴らしい夕食とともに、

お酒も嗜みたかったのですが、気が進みませんでした。

 

警察や自衛隊、その他にも自分も似たような勤務体系の方はいらっしゃると思います。

 

酒造会社はお酒の売り上げを伸ばすのに、味の改良だけでなく、

勤労者の働き方改革も必要になるのかも、と思った出来事でした。

 
 

今後ともよろしくお願い致します。

ニューオータニ イン横浜プレミアム

平素より大変お世話になっております。
 

先日、海側の一室に宿泊する機会がありました。

 

夜にチェックインしたのですが、

部屋に入った瞬間見えた絶景がこちらです。

 

f:id:y-takuya:20190522032738j:plain

 

翌日の朝の景色も素晴らしかったです。

是非一度、本物をご覧になってください。

 

今後ともよろしくお願い致します。

父親をアップデートせよ

平素より大変お世話になっております。
 

現在NewsPicksに登録しており

WEEKLY OCHIAIを楽しく視聴しております。

 

今日は「父親をアップデートせよ」を見ました。

その中で気になったことを3つ書きます。

 

①「普通」という言葉は使わない

落合さんが妻や妻の母に注意することのひとつだそうです。

普通というのは思考停止を表す言葉。

落合家は「その時その時で最適解を見つけること」が家訓となっているそうです。

 

②父親は強くて賢い

これも落合さんの言葉。

落合信彦さんに育てられ父はそうあるべきと感じたそうです。

 

③妻にはカードを渡す

高濱正伸さんの言葉です。

育児で毎日奮闘しているお母さん。

そんな妻には妻が笑顔になるためのカードを渡すと良いとのこと。

例えば、ママ友との時間、母・姉妹との時間、仕事、アイドルなどだそうです。

 

自分も良い父になれるように強く賢くあろうと思いました。

 

今後ともよろしくお願い致します。